UETAYA
材料事業

機能材料多色化開発

染色で培った着色・調色技術により機能材料を多色化

機能材料の多色化技術

もとより全ての材料は機能性を持っておりますが、ここでは特に特徴的で高い機能性を持つ材料を機能材料としております。

中でも機能性顔料といわれる「着色目的以外に機能性を付与する目的で使用される顔料・素材」の多色化を得意としております。

蓄光顔料

機能材料の一例

・暗闇で発光する蓄光顔料
・紫外線で発光する蛍光顔料
・温度で色が変化する示温顔料
・光を特定の方向に返す再帰反射素材
・赤外線を強く反射する顔料
・負荷に反応し発光する顔料
・特定の温度で発泡する素材

多色展開が遅れがちな機能材料

機能材料は産業資材などに使用され発展するケースが多いのですが、カラーの多色化については展開が遅れがちです。 その理由には、

・産業資材では機能性が最優先されデザインに対する優先順位が低い
・機能材料メーカーが多色展開をサポートしていない
・着色することで機能性が損なわれる

などが考えられます。

多色化が新たなニーズを生み出す

多色化が二の次にされがちな機能材料を多色化することで、ファッションや雑貨など嗜好品の商品企画に着目されるようになり、応用展開の範囲は一気に広がりを見せます。

具体例を一つ紹介させていただきます。
暗闇で発光する蓄光顔料。避難標識や安全ロープなどの資材を中心に使用される機能材料ですが、弊社のマルチカラー化により広い範囲への応用展開が生み出されました。
例えば明るい時も暗い時もキャラクターカラーを忠実に再現した子供向けの光るパジャマや、様々なカラーに光るフィギュア、豊富なデザインの釣具などに採用されております。

産業資材で展開されている機能材料を更に広い範囲に応用展開しようとする場合、多色化は超えなければならない課題といえるでしょう。そのサポートをさせていただくのが弊社のサービスでございます。

蓄光・その他
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