トーン(彩度)の調整方法
例えば水彩絵の具では水で薄めて塗る量を調整することで彩度を調整することができます。一方LumickColorのカラー蓄光では使用量だけで彩度をコントロールできません。もし使用量を減らすことでトーンを調整した場合、日中の見た目は狙い通りにコントロールできますが、蓄光の濃度が減ってしまい発光パフォーマンスが著しく劣ってしまいます。
発光力を維持したまま彩度をコントロールするには、着色されていないベース蓄光顔料で希釈することにより行います。
ベース顔料で倍希釈によりトーンが1段階落ちます
着色濃度と発光強度の関係
着色濃度が高い方、つまりトーンが強い方が蓄光の発光力と発光時間が劣ります。その代わり発光カラーは着色したカラーに近づき、非常に鮮やかできれいな色に光ります。(ベース顔料の種類により鮮やかさの度合いは異なり、Blueベースが最も鮮やかに発色します)
着色濃度が低い方、つまりトーンが弱い方が蓄光の発光力・発光時間が優れます。ただし、着色カラーの影響が小さくなり、発光カラーはベース蓄光顔料の発光色に近づきます。