基本的な染め方 ①昇温法

基本的な染め方 ②冷却法

染め方
染液を作る
染料を計量して溶かす
必要な染料を計量し、よく溶かして染液を作ります。
必要な染料の計算方法、正しい量り方はこちら
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染料の正しい溶かし方はこちら
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界面活性剤を入れる
洗剤です。被染物に水が馴染むようにする目的(浸透効果)で使用します。
専用の界面活性剤がなければ台所用洗剤でも結構です。なお、洗剤は非イオンまたはノニオンあるいはアニオン系である必要があります。特に表記がない場合でも多くの場合で問題ないと思います(問題ある場合は染料と洗剤が決着して凝集・沈殿が起きます)。
被染物を入れる
染色する対象物を投入します。
芒硝を入れる
芒硝は小分けにして数回に分け投入してください。
ソーダ灰を入れる
芒硝同様、小分けにして数回に分けて投入します。1回目に大量に入れすぎるとムラになります。1回目は少な目にしてください。

被染物の染料吸尽性や形状などで入れる時間の間隔を調整してください。ムラになりやすいものでは上記表よりも回数を分け時間を掛けて投入してください。
芒硝とソーダ灰の量
芒硝とソーダ灰は染色濃度に応じた量を入れてください。
染色濃度 | 芒硝 | ソーダ灰 |
---|---|---|
0.01%未満 | 3g/L | 5g/L |
~0.1% | 3~8g/L | 5~8g/L |
~1% | 8~35g/L | 8~15g/L |
~3% | 35~50g/L | 15~20g/L |
3%以上 | 60g/L < | 20g/L |
芒硝とソーダ灰は最初に全量を量っておくと良いでしょう。染色中にバタバタしないで済みます。
小分けしておいて投入するか、小分けしながら投入しましょう。

色止め
染色後は必要に応じて色止めを行ってください。